第102回:さくらんぼ助産院
快適な産後の生活 増築し、新たに2室 |
さくらんぼ助産院助産師 井野川 良枝 |
倉敷医療生協は、昨年12月にさくらんぼ助産院を増築しました。さくらんぼ助産院の井野川良枝助産師に手記を寄せてもらいました。(編集部)
- 山陽新聞(2010年1月4日付け)に
紹介されました
- 暖かな日差し、ゆったりできる快適な部屋
「さくらんぼ助産院」が2006年10月に開設して3年が経過しました。
元々あった家を改築した、見た目は普通の一軒家です。診察室と産後の生活がゆっくりできる広めの部屋が2つあります。しかし、月によって分娩が混み合い、水島協同病院の病室をお借りし、褥婦さんに負担をおかけすることがありました。また、昔の建物を改築しているため階段がやや狭く急で昇り降りが大変との声も聞かれました。
そのため、このたび、より快適な産後の生活を送っていただくように増築しました。増築した家も2部屋で、畳が主で明るい暖かな日差しの入るゆったりしたのんびりできる空間となっています。もちろん、生まれた赤ちゃんと家族が川の字になって寝ることができます。階段は吹き抜け天井で明るく緩やかならせん階段で昇降が楽になりました。あわせて4室となりました。
子育て中のお母さんが赤ちゃん連れでゆっくりできるスペースも確保できました。また、ベビーマッサージやシェイプアップ教室など開催しやすい部屋になっています。教室については助産院に電話予約をしてください。
助産院では安心・安全な妊娠・分娩・産褥期を送っていただきたいと思っています。そのため妊娠が分かったら、まず水島協同病院産婦人科に受診してください。その後、助産院で妊娠管理ができる方を受けています。
妊娠中は、自然分娩にむけて妊娠初期から身体づくりをすることが大切になります。切迫早産や骨盤位予防などの骨盤ケアやレモン摂取の指導・母親教室などから妊婦自身が妊娠に向き合い、自己管理を行っていきます。
これから自然分娩に向けて一緒に頑張りませんか?見学の連絡をお待ちしています。 |