第135回:シリーズ健康A |
第2回は、高血圧と動脈硬化の深い関係についてです。健診では必ず血圧測定をしていますが、血圧とは、心臓から送り出された血圧が血管壁に与える圧力のことで、高血圧はその圧力が高い状態をいいます。 高血圧の状態が続くと血管が傷つき動脈硬化が進行します。また、動脈硬化が進むと血管が狭く硬くなるため、血液を流すのに圧力が必要となり高血圧となります。つまり高血圧と動脈硬化は、お互いを進行させ、心筋梗塞や脳梗塞をおこす危険を高めてしまいます。 高血圧にならないために、次のチェック項目にあてはまったら、セルフケアを実行しましょう。 ■運動することがほとんどない。→適度な運動をすると血液の循環が促進されます。歩くことを意識し、自分にあったスタイルでのウォーキングをはじめましょう。 ■味付けは濃いものが好き→塩分の摂りすぎは、高血圧を発症する大きな原因です。多くの人は減塩をすると血圧は下がります。班会で塩分チェックをしてみましょう。 ■自分の血圧の値を知らない→自分の数値の変化を気づかうことが大切です。そのためにも、定期的に自己測定をする習慣をつけましょう。 |