WEB版医療生協

健康シリーズ HEALTH

第172回:健診検査紹介 「肺年齢測定」

水島協同病院 臨床検査科 早川尚未

 最近セキが止まりにくいことはありませんか?原因は単なるかぜではなく、肺の生活習慣病「COPD(シーオーピーディー):慢性閉塞性肺疾患」かもしれません。

 COCPは40歳以上で喫煙歴のある方に多い肺の病気です。主な初期症状は、せき・たん・息切れといったものです。かぜのせいと勘違いして放っておくと徐々に進行し、少しの動作で息苦しさを感じたり、酸素療法が必要になったりする生命に関わる病気です。

 COPDを発見する検査には肺年齢測定があります。肺年齢測定は、肺がどのくらいの量の空気を吸い込めるか?どのくらいの速さで吐き出せるか?を調べる検査です。

 肺年齢を知ることは肺の健康意識を高め、健康維持や喫煙指導、呼吸器疾患の早期発見・早期治療に役立ちます。

 息切れ・咳・たんの症状のある方、喫煙歴のある方は人間ドックや健診の機会を利用して肺年齢測定をし、COPDの予防・早期発見に役立てて下さい。

イメージ
一覧リストに戻る
navi:
TOPページ
更新履歴
理事長あいさつ
組合理念・品質方針
いま医療生協は
組合の歩み
定款Web閲覧用
運営組織
プライバシーポリシー
ファミリーフレンドリー
女性活躍
諸規程・各種帳票
CSRレポート
健康づくり
事業所の紹介
診療スケジュール
地図
求人案内
先輩スタッフからのメッセージ
看護奨学生の募集
バックナンバー
健康シリーズ
トピックス
イベント情報
機関紙配布協力者募集中
リンク集

©倉敷医療生活協同組合 2000- ホームページ内のコンテンツ・写真等の無断転写、転用を禁止します。