
倉敷医療生活
協同組合
理事長
吉井 健司
日頃より、組合の事業と運動を支えていただいているみなさんに、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が全世界に広がり、わたしたちの生命と暮らしを脅かし続けています。未だ、収束の見通しは立たず、いつまで続くか分からない“自粛”“我慢”を強いられています。
この2年と数ヶ月倉敷医療生協職員は、自身が新型コロナウイルスに感染しない、職場に持ち込まないことを第一に仕事を続けています。すべての事業所の職員一人ひとりが自らの行動管理を行い、多職種が力を合わせて感染対策を実施しながら、通常の医療・介護活動に加え、ワクチン接種、発熱外来、陽性患者の入院受入れなどのコロナ対応も行い、地域での役割を果たしております。
また、コロナ禍でもリスクを避けながらの旺盛な組合員活動と沢山の班会を開かれていることも職員には大きな励みになっています。こうした職員、組合員さんは我々の誇りです。
協同組合は人と人とのつながり、支え合いの組織です。その原点を踏まえ、みなさんに5つのことを訴えます。
- @自分と大切な人をまもるため、最大限の予防行動をとりましょう。
- A職員と組合員、支部と事業所が協力し、助け合ってコロナウイルスに立ち向かいましょう。
- B周囲の困っている人に、医療生協のネットワークを活かして助け合いの輪を拡げましょう。
- C生活の糧を失っている方が居られたら、政府・自治体に経済的補償を求めていきましょう。
- D標準的予防策や3密対策を習慣化する等、人が集いながらも、感染症に負けないまちづくりを考えていきましょう。
2018年夏の西日本豪雨災害でも、わたしたちは力を合わせて困難を乗り越えて来た経験があります。先の長い取り組みになると思いますが、力と知恵を合わせて一緒に乗り越えていきましょう。
2022年6月