第24回「精神疾患について〈パート1〉」 水島協同病院精神科 |
||||||||||||||||
人生のうちでは、つらいことに直面したときに、悩んで落ち込んだり、不安になったりすることがあるものです。頭の中が混乱したり、パニックになったりすることもあるでしょう。このようなことは、誰にでも起こってくるものです。しかし、普通ならばその程度はそれほど重くはなかったり、しばらくたったら回復してくるものです。でも、これらの状態が重かったり、なかなか回復しないのであれば、それは「こころ」の病、つまり精神疾患であると考えられます。これから、この精神疾患について話していきましょう。 表 精神疾患の分類
このほかにも中毒性精神疾患、人格障害、精神遅滞などがある。 |
||||||||||||||||
第25回「内因性精神疾患について〈パート2〉」 水島協同病院精神科 |
||||||||||
前回は、精神疾患は内因性精神疾患、心因性精神疾患、身体因性精神疾患と、大きく三つに分類できると言うことについてお話しました。今回は、このうちで内因性精神疾患についてお話したいと思います。 表 内因性精神疾患の分類
|
||||||||||
第26回「内因性精神疾患について〈パート3〉」 水島協同病院精神科 |
|||||||||
内因性、心因性、身体因性と三つに分けられる精神疾患のうちで、今回は心因性精神疾患についてお話しましょう。心因性とは、第一回目でお話したとおり、「こころ」に原因があるという意味です。ショックとなる出来事があったときに、「こころ」が傷ついて病気になってしまうものが、心因性精神疾患です。この心因性精神疾患は、さらに大きく二つに分けることができます。一つは神経症と呼ばれるものであり、もう一つは心因反応と呼ばれるものです。これらについて、もう少し詳しく話していきましょう。 神経症とは? 心因反応とは?
|
|||||||||
一覧リストに戻る