第59回:感染症を防ぐ免疫力をつける食事 | |
水島協同病院・管理栄養士 高田 智恵美 |
だんだん寒くなってきました。寒い場所にいるといつの間にか身体に力が入っていることがありませんか。またこれからの季節は、外出することがおっくうになり、運動不足になりがちです。そのため、筋肉が硬くなってしまいます。 硬い筋肉は血管を圧迫してしまい、血液の流れを悪くします。すると、コリや痛み等の不快感を感じたり、リラックスができずいつも緊張している状態になってしまいます。この状態が続くとストレスがたまり、健康的に過ごすことができません。これらの状態を筋肉をほぐして改善しようというのがストレッチ体操です。緊張型頭痛の予防もかねて、頚部・肩のストレッチを紹介します。 体操のポイントは、 (1)強い痛みを感じない程度に気持ち良く筋を伸ばし30秒くらい止めましょう。 (2)反動をつけず、ゆっくりと。 (3)息を吐きながら。 (4)毎日続けましょう。 肩や首が重く感じる時に実践してみてください。 〈肩のストレッチ〉 (1)片腕の肘を曲げて後頭部に上げ、逆の手で上げた肘を斜め下に引く。 (2)肩肘を内側に上げて逆の手で肘を内に引く。 (3)片腕を背中に回し逆の手で横に引っ張る。 〈首のストレッチ〉 (1)両手をアゴの下にそえて、アゴを押し上げる。 (2)片手で逆側の側頭部を押さえ下方に押しつける。首は真横に曲げる。 (3)両手を後頭部で組んでアゴ・後頭部を下に引く。 〈胸のストレッチ〉 (1)手の甲を外側にして背後で両手で組む。肘を伸ばしたまま組んだ両手を上げ、胸を前に突き出すように張る。 |