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健康シリーズ HEALTH

第122回:日曜日に『乳がん検診』
10月16日 〜水島協同病院で実施〜
著者の顔写真
田中慶子 看護師

乳がんについて、水島協同病院地域保健課・田中慶子看護師に聞きました。

▼約16人に1人が
 乳がんは女性にとって身近に起る病気で、約16人に1人が罹患しています。96年に女性の悪性疾患の第1位になって以来、右肩上がりに上昇しています(下表)。

ピンクリボン運動の広がりで関心は高まりましたが、受診率アップにはつながらず、乳がん検診の全国平均受診率は約7.1%で、欧米の受診率75〜80%には遠く及びません。理由は「検診の機会がないから」「職場の健康診断の項目にないから」など。同時に「休日なら検診を受けるのに」という声も多い。「受けやすい環境づくり」が今、重要といわれています。

▼10月第3日曜日
 NPO法人J・POSHは、09年度から乳がん啓発月間である10月の「第3日曜日」を「ジャパン・マンモグラフィーサンデー(JMSプログラム)」として、全国どこでもマンモグラフィー検査が受診できる環境づくりに取り組んでいます。仕事・家事・子育て・介護などで忙しく、平日に病院に行けない女性が、日曜日に「乳がん検診」が受けられるよう、医療機関や自治体に呼びかけた結果、年々賛同も増えてきました。今年、倉敷市では9施設で受けることができます。

▼昨年も大好評
 水島協同病院でも予約を受け付けていますので、この機会に受診してください。当病院では乳腺エコー・子宮がん検診も併せて受けられるメリットがあり、昨年も大好評でした。昨年の調査では、受診して96%がよかったと答えられ、来年も希望すると答えた方が82%でした。

▼ちょっとの勇気で
 乳がんが「見つかること」は恐いことではなく、「知らないまま」が恐いこと。自分の身体と生活を守り、家族を悲しませないために、「自分でできる自己検診」と「ちょっと勇気があればできる検診」を受けましょう。乳がん

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