WEB版医療生協

健康シリーズ HEALTH

第123回:万全の対策は予防が一番
インフルエンザ流行を前に

著者の顔写真
松岡利恵 看護師

インフルエンザの季節がやってきました。インフルエンザにかからないために何が必要か、水島協同病院感染管理認定看護師・松岡利恵さんに聞きました。

すでに発症の報告も

インフルエンザは例年12月から翌年3月に流行します。しかし、09年に流行した新型インフルエンザは翌年8月中旬に本格的流行を迎えました。

今年の流行時期は未だ予測がつきませんが、県内ではすでに発症の報告がされていますので、今から万全の対策をしておきましょう。

飛沫・接触で感染

インフルエンザは、インフルエンザウィルスを含んだ咳・くしゃみによる「飛沫」が呼吸器に侵入したり、ウィルスが付いた手などからの接触で人から人へ感染します。

潜伏期間は1日〜4日です。発熱の1日前から発病後3日程度は感染力が強いと言われています。

治療方法は

治療は、安静にして休養をとることや対症療法のほかに、抗インフルエンザウィルス薬を用いることがあります。

予防が一番

まずはインフルエンザにかからないために予防することが大切です。ポイントは次の5点です。

  1. @流行前のワクチン接種で罹患した場合の重症化予防。
  2. A外出後の手洗いやうがいで付着したウィルスを洗い流す。
  3. B適度な湿度の保持で、のどの粘膜の防御機能を保つ。
  4. C十分な休養とバランスのとれた栄養摂取で抵抗力を高める。
  5. D人混みや繁華街への外出を控え、病原体をもらわないこと。

かぜとの違いは

インフルエンザも通常のかぜと同じと思っていませんか。症状が重く、死に至ることもあります。短期間で大流行するのも特徴です。くれぐれも気をつけましょう。

<ワクチン接種料金>

●65歳未満の人
 一回目 3,150円
 二回目 1,570円
(医療生協組合員料金)
●65歳以上の人
 各自治体の「接種はがき」を参照してください。

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