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健康シリーズ HEALTH

第206回:知っておきたい栄養のはなしH食事で免疫力アップ〜風邪を予防しよう〜

水島協同病院 管理栄養士 佐々木 汐里

寒くなり、風邪やインフルエンザにかかりやすい季節になりました。免疫力を高める食べ物を積極的にとって、元気な体づくりをしていきましょう。

風邪の予防に効果的な栄養素

たんぱく質

体は水分をのぞいた半分以上が、たんぱく質でできています。たんぱく質は筋肉や血液成分、皮膚や骨などを作っているだけでなく、免疫細胞や抗体の材料にもなります。
 肉・魚・卵・乳製品といった動物性たんぱく質と納豆・豆腐などの大豆製品といった植物性たんぱく質があります。どちらもバランス良くとることが大切です。

ビタミンA

ビタミンAは、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ粘膜を、強くするはたらきがあります。ビタミンAは、脂溶性のビタミンなので、油を使った料理と組み合わせると、吸収率が上がります。

ビタミンC

ビタミンCは、ウイルスや細菌から体を守る、免疫細胞を活性化するはたらきがあります。ビタミンCは体にためることができないため、不足しないよう十分に摂取しましょう。

亜鉛

亜鉛は、疲労回復や新陳代謝を活発にし、免疫力を高めます。不足すると、免疫機能低下の他にも食欲不振、味覚障害につながります。
 牡蠣・卵・高野豆腐・牛肉などに多く含まれます。

香辛料・香味野菜

体温が下がると、免疫力が低下します。香辛料には体温を上昇させるはたらきや、食欲増進の効果があります。
 唐辛子・ショウガ・ねぎやニラなどの香辛料を料理に加えて体を温めましょう。

年末年始は忘年会、新年会とイベントが多くなってきます。暴飲暴食は避け、バランスの良い食事を心がけましょう。
 そのほかにも十分な休息と睡眠、マスクの着用や手洗い・うがいも忘れずに「冬も元気にすごしましょう!」

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