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健康シリーズ HEALTH

第223回:糖尿病のおはなし 糖質に気をつけた食事

水島協同病院 管理栄養士 中野真友子

糖尿病の初期はあまり症状がなく、自分では気がつきにくい病気です。今月は、糖尿病の食事について紹介します。

糖尿病は血糖値を下げるインスリンというホルモンがうまくはたらかなくなることで、慢性的に血糖値が高くなる病気です。糖尿病が進行すると、神経や目・腎臓など全身に合併症を起こします。糖尿病や、その合併症を防ぐために、きちんと血糖をコントロールすることが重要です。
 そのために、食事で気をつけるべきポイントを紹介します。

食事のポイント

@朝・昼・夕と規則正しく、腹8分目を目安に。

Aバランスの良い食事を1日3食、欠食やドカ食いはやめましょう。

バランスの良い食事

主食・主菜・副菜をそろえましょう。

主食…炭水化物を主とするご飯・麺・パンなどの料理

米は玄米や雑穀米を選ぶと、白米と比べて糖質の量が抑えられます。

ラーメンとチャーハン、うどんとおにぎりなど、糖質の重ね食べはやめましょう。

主菜…たんぱく質、脂質を主とする肉・魚・大豆製品・卵などの料理

肥満は、糖尿病に影響します。脂質のとりすぎに注意しましょう。

副菜…ビタミン、ミネラル、食物繊維を主とする野菜、きのこ、海藻類などの料理

色の濃い野菜を食べるようにしましょう。トマト・ピーマン・ほうれん草・小松菜などがおすすめです。

生野菜なら1食に両手一杯、加熱野菜なら1食に片手一杯分をとるようにしましょう。

イメージ

気をつける食材

炭水化物といえば、ご飯・麺・パンといったイメージがあると思いますが、他にも糖質が多く含まれる食材はあります。食べすぎないように気をつけましょう。

糖質が多い食材・料理…いも類・かぼちゃ・れんこん・春雨・コロッケ・ポテトサラダなど

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