百寿のお誕生日会【デイサービスセンターレインボー】

毎日が楽しみに

　「デイサービスセンターレインボー」（倉敷市連島）で100歳のお誕生日会がおこなわれました。「レインボー」は、倉敷医療生協が2001年に開設した通所介護施設です。2019年に新築され、毎日笑いにあふれています。

喜びを一緒にわかちあって

　新築して3年、木のぬくもりある施設に入ると、にぎやかな音楽が聞こえてきます。
　利用者の永田萬壽恵さん（大正13年生まれ）が100歳を迎え、みんなで祝うお誕生日会。
　地元で民踊のボランティア活動をされている「いきいき会」の皆さんも協力して、利用者と100歳音頭や炭坑節などを踊り笑顔と笑いの輪ができています。
　永田さんのご家族は「幾度の困難も、皆さんと一緒に乗り越えて百歳を迎えることができてありがたい」「これからも、よろしくお願いします」と話します。
　百歳のお誕生日会はみんなで喜びをわかちあい、お互いに長寿への元気をもらっています。
　レインボーでは、お誕生日会以外にも季節ごとの行事や、飾りづくりなどを利用者と職員で楽しみながら過ごしています。

今日もお昼が楽しみで

利用者やご家族から、レインボーのお昼ごはんが楽しみという話を聞いて、調理場を訪ねました。ちょうどお誕生日会の食事ができあがったところです。
　毎日14種類の定食メニューが選べて、できたての温かい食事ができます。　利用者から「今日もお昼が楽しみ」という声や、ご家族からは「メニューが多いので、自宅の食事と重ならないので助かる」「栄養面でも安心」という評判。
　「デイサービスの利用を考えているなら、ぜひレインボーへ」という職員の笑顔もキラリと光っています。

　デイサービスの利用は、介護認定やケアプランの作成が必要です。地域包括支援センター（高齢者支援センター）にご相談ください。

倫理カンファレンスを開催【玉島協同】

寄り添う大切さ学ぶ

　玉島協同病院は、医療倫理学習会として、“倫理カンファレンス”を1月14日に開催しました。
　医師・看護師・医療ソーシャルワーカーなど、さまざまな職種とグループを組んで話し合いを行いました。
　臨床倫理のゴールは、本人と医療・ケアチームがともに納得できる意思決定の実現です。本人の意向を十分に踏まえ、よく話し合うことが必要です。
　患者さんにとって一体どのような医療方針が最適なのか、正解の無い方法を見つけ出すのは、簡単なことではないと感じました。
　その中でも、多職種の職員が集まると、自分ひとりでは考えつかなかった意見を聞き、新しい視点で物事をとらえることができました。
　この倫理カンファレンスを通して、患者さんの気持ちに寄り添うことが何よりも大切だと学びました。

（地域連携室　日笠未久）

介護保険制度のおさらい

南浦支部

　南浦支部は、玉島協同病院・医療福祉相談室の西村みゆきさんを講師に、「介護保険制度のおさらい」と銘打った勉強会を1月12日に南浦憩いの家で、開催しました。
　地域住民の関心も高く13人の参加があり、「お手元に届いている介護保険証はお持ちですか?」という問いかけに、「そんなものは見たことない」など、どよめきが起きる一幕も。
　「なんべんも聞かんといけんなぁ」と参加者から笑いも起きる楽しい学習ができました。

（南浦支部運営委員　赤沢富恵）

二胡と太極拳の共演

倉敷東支部

　倉敷東支部新春のつどいが1月31日、おかやまコープ倉敷北店で開催されました。
　35名の参加で、和やかにスタートしました。
　山本佑佳さんによる二胡の演奏は、心にしみとおる音色で聴き入りました。
　班で太極拳を取り組んでいる方々と、参加者全員で「四季の歌」に合わせて、共演を楽しみました。
　「ゆったりした二胡の音色と太極拳がぴったり合って、心地よい気分になった」と、喜ばれていました。

（健康事業部　大林正子）

きらり！この班

和気あいあい、話も弾む

新見北支部　サロン白銀班

　サロン白銀班は、月に1回集まって、健康チェックや体操、茶話会をしているふれあいサロンです。班を結成して約10年になりますが、みんな和気あいあいと話も弾み、楽しんでいます。

（新見北支部　林　操子）

核兵器禁止条約発効から3年「日本政府は、参加せよ!」

　核兵器禁止条約が発効して3周年を迎えた1月22日、水島原水協は、水島協同病院前で、医師や看護師らも参加して「日本政府は核兵器禁止条約に参加を!」と元気に手を振ってアピールしました。
　この条約は、使用はもちろん、保有や威嚇などの活動を禁止した国際条約です。署名は93か国、批准は70か国になり、国連加盟国の3分の1に広がりました。
　ところが、唯一戦争被爆国の日本政府は、いまだ核兵器禁止条約に参加をしていません。

（医療生協労働組合　委員長　山本鈴子）

研修医日記

成長を楽しめた研修

　早いもので初期研修の2年が経過しようとしており、私はこの3月に晴れて卒業となります。
　研修を通じて多くの方に、ご迷惑をかける場面もあったかと思います。
　果たして私が研修を終えるにあたり、合格点が採れているのかは定かではないですが、自分なりに成長できたなと感じる部分も少なからずあるので、一つ共有できればなと思います。
　それは研修初期の頃に比べて、患者さんに薬を処方する「恐れ」が減ったことです。もちろん上級医や指導医の先生と協議の元に処方されますが、薬の処方は、患者さんにどんなとんでもない作用が起こってしまうか、計り知れないため、研修医にとってはドキドキものです。
　それもひとえに、知識と経験の両面が不足しているからなのです。ですが研修を経る中で、こういった処方に対する恐れは、少しだけ減りました。
　この2年間で知識が蓄積され、良い経験をたくさん積むことができたからだと思います。
　そんなとりとめのないような成長も楽しみながら進んでいける、あたたかい研修だったように、いま感じています。

（水島協同病院　臼池倫太郎）

かんたんクッキング

（管理栄養士 かきうちはるな）

	七味をピリリときかせて 辛味が得意な方は七味多めがおすすめ 大根と豚肉の七味マヨ炒め 1人分食塩相当量 1.7g 調理時間 15分
（材料：2人分） ◦大根     10センチ ◦豚こま切れ肉 150グラム ◦まいたけ   1パック ★◦マヨネーズ  大さじ2 ★◦しょうゆ   小さじ1 ★◦七味唐辛子  小さじ1/2 ◦塩（塩もみ用） 小さじ1/2 ◦小口ねぎ    適量 ◦サラダ油    適量
【作り方】 �@大根はよく洗い、皮ごとピーラーで薄く削る。ボールに入れて塩をまぶして5分ほどおき、水けを絞る。まいたけは粗くほぐす。★をあわせておく。 �Aフライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を入れて1〜2分炒める。まいたけを加えてもう1分炒める。 �B大根を加えて強火にし、大根が透き通るまで炒め、Aを加えてからめる。器に盛ってねぎをちらしたらできあがり。