WEB版医療生協

倉敷医療生協WEB機関紙

「2023年9月号」(NO.0655)
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2023年生協強化月間9月〜11月 人が集えば班づくり【海ボウズ班 水島支部】

3人寄れば班の種

 倉敷医療生協では、生協強化月間(9月1日~11月30日)の期間に、班づくり・班活動を通じて、「つながりづくり」「仲間づくり」をすすめています。人が集う場や趣味・関心のあることでつながった人と班づくりにチャレンジします。強化月間に先駆けて新しく生まれた班を訪ねました。

こんな場所で班会ができたら
“話し出すと、知恵と笑いがあふれ出す”<br />~海ボウズ班のみなさん

 水島の商店街の中から笑い声が聞こえてきます。みずしま資料交流館「あさがおギャラリー」の中では班の茶話会の真っ最中です。
 この場所は、公害問題を後世に伝えると同時に、まちの魅力を紹介する展示やイベントなども行われていて、学びと交流の拠点にもなっています。
 会場を見渡すと「野菜市」や社協と協力した「互近助パントリー」など、さまざまな人が集まる場になっています。
 班のメンバーに話を聞くと、「学習や交流で集う人、野菜を買いにくる人、パントリーの商品を受け取りに来られる方も毎月20人近く」と。
 「こんな場所に医療生協の班をつくりたかった」などと、班会では、これからの班活動の内容の相談に花が咲きました。


班の活動に新しい展開が
助け合いで集まった食料品<br />(会場のパントリーBOX)

 班会では、組合員以外の「あさがおギャラリー」来訪者と一緒に、茶話会や簡単な健康チェックなども計画しています。
 班会の中で、「くらしで困っていること、医療や介護で困っていることがあれば、きちんと相談窓口へつないでいけたらいいね」とか、「健診や無料低額診療の資料も置いたらどうかなあ」など、支え合い・助け合いの話題でもちきりです。
・・・・・・・・・・
 商店街に生まれた新しい班から、医療生協の班活動が果たす「社会的な役割」を見ることができました。

中四国の医療系学生が西日本豪雨災害を学ぶ【真備歯科】

 「現代社会の鬼と闘う〜困難を抱えた人々への働きかけ方について岡山の地で考える〜」というテーマで、中国四国地方の医療系学生のつどいが、6月3日〜4日、岡山で開催されました。

写真説明文

 1日目は、水島公害、朝日訴訟、西日本豪雨災害の3つのテーマに沿って3か所に分かれ、フィールドワークが開催されました。
 西日本豪雨災害のフィールドワークには、たくさんの学生が参加。被災された地域の組合員の方にガイドをしていただき、バスで小田川付近や真備地域を見た後、当時被災した職員から話を聞きました。
 ニュースでは知り得ない水害の悲惨さや、復興の過酷さを目の当たりにして、驚きを隠せない様子でした。「被災の実態をきちんと知ることができた」「被災後の医療活動や地域の状況、復興への想いを聞くことができ良かった」などの声がありました。
 西日本豪雨災害から5年を迎える今年も、真備歯科診療所は、地域医療に貢献できるよう、日々の診療に取り組んでいきたいと思います。

(事務長 下元 武)

玉島で「気候変動」学習会

地球規模で考える

「肌身で感じる異変」に真剣な参加者

 玉島・浅口の14支部合同企画「気候変動」についての学習会が、7月31日、玉島協同病院会議室で開かれ、組合員・職員・研修医など25人が参加しました。
 水島地域環境再生財団副理事長の、福田憲一さんを講師に、地球温暖化のメカニズムや、二酸化炭素の最大の発生源である現代の経済活動や生活スタイルなどへの影響などを系統的に学ぶことができました。
 電気自動車の普及と合わせた、再生可能エネルギーからの電源確保についてなど熱心な質問が出されました。

(健康事業部 河原 素)

きらり!この班

結成40年。心の支えに

毎年チャレンジに参加。<br />「景品当たるといいな」(筆者:写真左)
森南班(真備東支部)

 茶話会でおしゃべり、医療生協の職員さんを招いての医療講話やゴキブリ団子作り。毎年ヘルスチャレンジにも参加しています。西日本豪雨災害から5年。今も心の傷は残っていますが、班の仲間が心の支えになっています。結成して40年。気持ちを前向きに楽しい班会を目指しています。

(尾黒麗子)

研修医日記

"残り半年を駆け抜ける"

二年次初期研修医<br />臼池  倫太郎 研修病院説明会で学生に説明する臼池医師

 季節も夏本番となり、最高気温を更新する毎日が続いています。入職したばかりの去年の夏は、全てがとても新鮮に映るとともに、右も左もわからない、そんな不安にさいなまれていました。
 1年経った今夏は、せわしないながらも充実した毎日を送っています。
 仕事にも少しずつ慣れて、できることも増えてきました。さらに後輩ができ、去年とは違った意味の「試練の夏」を迎えています。
 できることが増えた分、任される仕事も当然増えて、これが責任の重さなのかと月並みなことを考えながら、日々業務に勤しんでいます。
 初期研修中の2年間は、自分の知識や技術を磨くと同時に、医師そして社会人としてのマナーや責任感を醸成する最も有効な期間の一つだと思います。
 これからも与えられた業務を淡々とこなすのではなく、医師として、社会人として、自分がどのように考え、振る舞っていけばいいのかを考えながら、残り半年間を駆け抜けていこうと思っています。

(水島協同病院 臼池 倫太郎)

かんたんクッキング

(管理栄養士 かきうちはるな)

梨の食感をいかしたあまじょっぱいサラダに
梨とキャベツのサラダ 1人分食塩相当量 0.3g
調理時間 10分
(材料:2人分)
◦梨     1/4個
◦きゅうり  1/2本
◦キャベツ  2枚
◦カニカマ   2本
◦マヨネーズ  大さじ1
◦塩こしょう  少々
【作り方】
@梨は5ミリ程度のいちょう切りにし、塩水(分量外)に軽くくぐらせる。きゅうりは輪切りにする。キャベツは細切りにしてさっとゆで、水気を切る。カニカマはほぐしておく。
A@をマヨネーズ、塩こしょうで和えたらできあがり。

2023年夏 平和の取組み、各地で

矢掛町「大通寺」で平和の鐘つき(8/6) 水島支所から霞橋西詰を元気に行進中(7/22)

 2023年夏、核兵器廃絶や世界平和を願う平和行進や鐘つきが、各地で開かれました。
 岡山県内で7月16日~26日、国民平和大行進が取り組まれ、22日には水島支所から霞橋西詰まで元気に行進しました。
 8月6日は、広島に原爆が投下され、多くの人々のいのちが奪われました。この日を追悼して、矢掛町「大通寺」や藤戸町「藤戸寺」で支部主催の平和の鐘つきが行われました。
 ロシアのウクライナへの侵略戦争は今も続いています。核兵器使用の懸念も。「1日も早い核兵器の廃絶と戦争反対を」と、参加者の声は大きく高まっていました。

組合員のひろば

投稿写真大募集

あなたのとっておきの1枚をお待ちしています。送り先はsoumu@kura-hcu.jpへ、採用の方にはQUOカードを進呈します。

マイナンバーカード 
浅口市鴨方町 森原ひろ子

 トラブル続きのマイナンバーカード。本当に実現できるのでしょうか。私はもう1回更新を済ませたのに!

阿新歯科でお世話に 
新見市石蟹 千種典子
 先日から阿新歯科に通院しています。夜間診療があるので、仕事後に行けるのがうれしいです。
 何よりも医師の方をはじめ、みなさんとても丁寧に治療や対応をしてくださり、安心しておまかせできます。ありがとうございます。

雨が心配 
総社市総社 小野一雅

 今年の7月は、各地で夏まつりがいつも通り開催予定の様子で、雨だけが心配です。

夏まつりが遠くに 
倉敷市大畠 羽原敦子
 近くで行なわれていた花火大会がなくなり、何となく夏まつりを遠くに感じてしまうようになりました。さみし~い~。

猛暑を乗り切る 
倉敷市中島 板谷優子
 私流、猛暑を乗り切る方法。涼しい早朝に、全室の窓を開けます。庭を駆け抜ける、少し冷たい風を全身に浴び、大きく両手を広げて深呼吸。一日遅れの新聞を読み切ると、お腹が空いた。朝ごはんにしよう。
 ごはんにみそ汁。ごはんの盛り方で一日の行動が決まります。

世相笑々
保険証廃止の本当の狙い
データに基づくより良い医療の提供――政府
皆保険制度の廃止ではないか ――疑心国民

【ちょっと聞いて】

◆戦争を終わらせて!

 コロナがやっとおさまって、こたえようのない楽しい夏祭り、子どもたちへの、いい思い出になってくれるといいです。
 それにしてもプーチンは、自分のつくった橋を壊されて「ウクライナのテロだ」と。よく言いますね。早く戦争を終わらせるように、日本政府は大きな声をあげてほしい。

(岡山市 平 加奈)

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