新しい年も仲間とともに【水島・神亀支部】

声をかけあい16年

ここで会うのが日課のように

　水島・神亀支部のグラウンドゴルフを楽しむ班は、活動を始めて16年目を迎えました。班づくりのきっかけは、支部で班づくりを呼びかけた際に、偶然グラウンドゴルフをしている組合員さんが仲間を誘ってくれたことでした。
　初めは10人ほどで始めて今は25人を超える大所帯に。毎週3回、朝8時からプレーに集まります。ここで会うことが日課のようになっている班会になりました。

プレーの合間も楽しんで

　毎週集まる仲間は、プレー合間の世間話も楽しんでいます。中には、自分の菜園でできた野菜を持参して分け合ったり、自分で漬けた漬け物を持参して分けたりと、グランドゴルフをつうじて暮らしの交流もすすんでいます。
　また、班会では定期的に血圧の測定も続けていて、血圧が高い状態が続いていた方が、この測定をきっかけに病院受診したこともあります。
　16年の間には、医療生協組合員が関わる班会として良かったと感じる事例が幾度も生まれました。新しい年も、ご近所仲間に声を掛け合って、健康で笑顔があふれる班活動を続けたいと思います。

（神亀支部運営委員　土井あつこ）

迎春

明けましておめでとうございます

　2023年は、生活必需品の値上げや急激な円安、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、イスラエルでの武力行為、国際情勢の不安定化など、多数の変化（悪化）が起こり、私たちの生命と暮らしを脅かし続けています。こうした困難な状況のなかではありますが、地域の医療・介護要求にしっかりと応えるとともに、事業と運動の更なる前進に向けて邁進したいと思います。本年もよろしくお願いします。

「歯ッピータウン」【児島歯科】

歯科治療の大切さを伝える

　歯の健康イベント「歯ッピータウン」（主催・児島歯科医師会）が11月19日に開催され、子どもから、年配の方まで幅広い大勢の参加がありました。児島歯科診療所も参加しました。
　会場では歯に関する健康相談や、様々な体験会、展示がありました。児島歯科診療所は「CR」という、詰め物の体験担当をしました。「CR」は虫歯の治療時によく使用する一般的な材料です。歯科医師から簡単な説明をすると、「こうやって虫歯の治療が行われているんだ」と、多くの方が驚いていました。
　治療中に患者さんは、自分の口の中を見ることはできません。自分たちが思っている以上に、治療内容を理解してもらえていない状態で、治療を受けているかも知れないと感じました。
　お話をする中で、自分の歯や、治療についての相談をされる方が多く、自分の歯について悩みを持っている方が多いことを感じました。
　今後もイベントなどで、歯科治療の大切さを伝えられたらと思います。

（歯科医師　松浦雄一）

地域住民と一緒に健康づくり

4年ぶり開催

　医療生協南浦支部と玉島協同病院・水島協同病院は、11月10日に南浦小学校体育館を会場に、4年ぶりの「南浦ミニ健康展」に取り組みました。
　小地域ケア会議に参加する団体の皆さんと協力しあって、健康チェックや専門職による相談ブースを運営しました。参加した支部の運営委員も「想像以上に大勢の人がきてくれたなぁ」と驚く80人近い方が来場して、終始大盛況でした。

（南浦支部運営委員長　渡辺愛子）前

こじま児郷健康まつり

みんなで大笑い

　こじま児郷支部は、4年ぶりとなる健康まつりを11月11日に中津山第一ふれあい集会所で開催、8歳から88歳まで26人が参加しました。
　児島中部高齢者支援センターの仕田中美穂さん、三宅信子さんから、いきいき健康長寿の話を聞き、フレイル予防には、「口の健康」「食事」「運動」「社会参加」が大切と教えてもらいました。
　筋力アップの運動や、脳トレで、音楽に合わせてグーパー体操・負けじゃんけんなど。「難しい」の声に「間違って笑うのがいい」と、みんなで大笑いしながら楽しみました。普段できない骨量や血管年齢測定では、結果に喜んだり、ショックを受けたり…。
　断捨離で出てきた日用品や手作りのかごや腕カバー、野菜の苗などのバザーも大人気。「えー、安い。素敵」などみんな大喜びでした。
　初めて参加した方も「楽しかった!」とみんな笑顔で、さらに元気になりました。

（支部運営委員長　畑本厚子）

きらり！この班

町内会や社協と一緒に南畝互近助パントリー

カサブランカ班　一福支部

　困ったとき「困ってます」って言えたら、どんなにいいだろう。ひとりの力は小さいけれど、10人集まれば、少しは力になるかもしれない。100人集まれば、だれかを笑顔にできるかもしれない。そんな思いで始めます!南畝互近助パントリー♡

（坂本恵子）

研修医日記

魅力を感じた研修

　初期研修の2年間は、さまざまな診療科の研修を経験します。
　各科ごとに違った魅力を感じていますが、最近まで外科研修をおこなっていました。
　外科研修中は、助手として手術に参加することも多かったですが、ある手術のとき、指導医の先生が「今日、治しますからね」と患者さんにかけた一言は、強く印象に残っています。
　私は、長期的に患者さんと向き合う内科に魅力を感じていましたが、手術のプレッシャーに打ち勝つ精神的な強さをもち、また、一度の手術で患者さんに大きな影響を与える外科は、違った魅力がありました。
　手技だけではなく、手術前後を含めた一連の管理、緊急対応など、学ばなくてはいけない量の多さに唖然とする一方で、そういった負荷を自身にかけて、努力する道も自分に合っているのではないかと感じました。
　まだまだ他科の研修が続きますが、学んでいくなかで、それぞれの魅力と、自分に合った患者さんへの向き合い方を見つけていきたいと思います。

（水島協同病院　吉浦雄飛）

かんたんクッキング

（管理栄養士 かきうちはるな）

	紅しょうががアクセントのかき揚げです 牛肉と玉ねぎのかき揚げ 1人分食塩相当量 0.6g 調理時間 15分
（材料：2人分） ◦牛切り落とし肉 120グラム ◦塩       ひとつまみ ◦玉ねぎ     1/4個 ◦ニラ      20グラム ◦紅しょうが    10グラム ★◦小麦粉・片栗粉 各大さじ3〜4 ★◦水       1/4カップ ◦揚げ油      適量
【作り方】 �@牛肉は塩をもみこむ。玉ねぎは縦に薄切りにし、ニラは3センチ幅に切る。 �Aボールに�@と紅しょうがを入れる。★をしっかり混ぜてからボールに入れ、さっくり混ぜ合わせる。 �Bフライパンに油を3〜4センチの深さに入れて170℃に熱する。�Aをお玉にすくって油に落とし入れ、両面を1〜2分ずつ揚げたらできあがり。